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ソーシャルレンディングの高利回りに隠されたリスクとは?【徹底検証】




新たな金融商品として、注目を集めているソーシャルレンディング。

投資方法は至ってシンプルで投資先を決めたら、投資金額を決めるだけであとは決められた期間までの元本とリターンを待つだけです。

配当金も毎月分配される案件がほとんどなので、投資方法も簡単で高金利で資産運用を進めたい人にはおすすめの金融商品と言えます。

しかし、ソーシャルレンディングにも様々な投資家のリスクが存在します。これからソーシャルレンディングを始めようと考えている人や既に始めている人もリスクを知った上で投資をすることで、危険回避をしながらリターンを獲得できます。

本記事では、ソーシャルレンディング初心者向けに投資家リスクとそれを低減させる回避方法について解説していきます。

ソーシャルレンディングについて詳しくは以下の記事で解説しています。

ソーシャルレンディングとは?仕組みと投資メリットを解説。

ソーシャルレンディングを始める投資家リスクとは?

投資リスクについて結論から言うと、ソーシャルレンディングは安全だと個人的には考えています。まだ新しい金融商品ということもあり、始めるのに躊躇してしまう意見も中にはあります。

比較的安全ではあるとは感じてはいますが、投資する上でのリスクは付き物です。ソーシャルレンディングを始めるに当たっての投資家リスクを解説していきます。

これを知らないのでは、リスク回避ができないとも言えるためソーシャルレンディングで知っておきたいポイントです。

ソーシャルレンディング業者が倒産するリスクがある。

ソーシャルレンディングは、お金を借りたい企業・個人(借り手)が、インターネットを介して複数の投資家(貸し手)から融資してもらう仕組みになりますが、その仲介としてソーシャルレンディング事業者が入ります。

仕組みについての詳しくは以下の記事を見てください。

ソーシャルレンディングとは?仕組みと投資メリットを解説。

つまり、ソーシャルレンディング事業者が倒産した場合は、投資した金額は返済されないケースがほとんどです。これは株式投資でもFXでも同様の事が言えますが、投資者保護基金で保護される仕組みがあります。(上限あり)

ソーシャルレンディング事業者も顧客資産を分別管理しているのが普通なので、顧客資産(投資家の資産)は守られてはいますが、管理が甘い企業も少なからずあることを予想すると業績不振や不正などで倒産した際にリスクがあることは知っておきましょう。

貸付先の案件が倒産するリスクがある。

ソーシャルレンディング事業者以外にも貸付先の企業が、倒産するリスクも0ではありません。

ソーシャルレンディングを利用する以外にも銀行からの融資という方法がありますが、銀行融資は審査基準が厳しく設定されています。そのため、銀行から融資を受けれなかった企業がソーシャルレンディングに流れて、融資を受けるというケースがほとんどです。

つまり、貸付先は銀行からの審査が受けれない企業のため何らかの審査に通らない理由が存在します。事業年数や資本金の可能性もあるので一概とは、リスクとはいえませんが注意が必要です。

そして、ソーシャルレンディングは投資のため元本保証がされていません。

元本以上の損失はありませんが、保証はされていないので投資案件によっては損失だけという可能性もあります。

担保付きの案件

全ての案件ではないですが、ソーシャルレンディングの中には「担保・保証付きの案件」が存在します。

担保や保証があるから安全というわけではないですが、返済遅延が起きたとしても貸付先は担保を売却することで資金を回収することができます。

担保・保証が付いているから安全とは一概には言えませんが、投資家が案件を選び1つの判断材料となります。

貸付先の企業も事業拡大のために資金調達をしているわけなので、倒産をすることを想定して融資は受けていません。ですが、貸付先企業が倒産するリスクは0ではないことを知っておきましょう。

投資先が不透明で、投資額のリスクがある。

ソーシャルレンディングのルールとして「貸付先の社名や詳細な情報を開示が不可。」となっています。

案件を確認するときも、「A社(事業内容)」みたいな表記で、不動産業者・エネルギー系などと詳細は不明なケースがほとんどです。

銀行から融資を受けている企業も、「他の事業者に融資を受けています」などと競合にも知られる情報は開示しないので、当たり前といえば当たり前のルールですが、投資側からとしては投資先が不透明なためリスクでもあります。

開示できる情報は、ソーシャルレンディング事業者も開示はしてくれますが、情報量は多くありません。株式投資の場合は、市場にでている企業のため決算や業績などを確認できますがソーシャルレンディングはそれが不可能となっています。

貸付先の詳細がわからないので、案件の信用性はソーシャルレンディング業者の審査・調査力に委ねられています。

ソーシャルレンディングは業者選びも非常に大切だと言えます。

途中解約ができない。

案件の融資を始めた場合は、原則として途中解約ができません。

案件ごとに、短期間から中長期の期間が設定されています。短期間であれば、返済がされないリスクも低いですが、中長期に渡る融資の場合投資先の業績がどのようにさるかは予測が付きません。

つまり、中長期の投資期間(貸付先の返済期間)の場合はリスクが高いという点があります。

また、途中解約ができないため投資中は投資金額の元本を使うことはできません。投資期間とその期間中使う予定がない余剰金で投資を行う必要があります。

高利回りでハイリターンが見込める案件は、ハイリスクでもある。

投資家としては、高利回りの案件に資金を投資することでハイリターンが望めます。

ソーシャルレンディングの高利回りとは、10%〜15%のことを言います。

しかし、ハイリターンの案件は投資先として良いように感じますが、ハイリスクの可能性が潜んでいます。

銀行からの融資であれば、数%の金利で資金を借りれるのに、ソーシャルレンディングを使いメリットが借り手にないようにも思います。

これは、不動産業者や建設業、研究系の企業の研究費など短期から中長期的に資産を集める必要があるため、銀行の審査や契約手続きなどの時間的要素を短縮するためにソーシャルレンディングを利用するという理由があります。

資金を多く集めるために、高金利でも資金を借りることで事業を円滑かつスピーディーに融資を受けれるため借り手側は高金利でもお金を借りたいという理由があります。

高利回りということは、投資家も集まりやすいので多くの資金調達が可能になるメリットもありますが、その分使われる資金が長期になればなるほどリスクは高まります。

3ヶ月ほどの短期投資であれば、融資した資金を返済できるプランが借入先はあるということなので、見極めて投資をする必要があります。

リスクを低減するための方法は?

ソーシャルレンディングのリスクについて説明しました。

投資先の詳細を確認することができないソーシャルレンディングは投資側に取ってリスクを見極めることは非常に困難です。

また、投資に絶対はないので、損失をする可能性も0ではありません。

ですが、リスクを減らして投資を行う方法も存在します。ソーシャルレンディングで「これから投資を始めたい」という方は、必ずチェックしておきましょう。

信頼のできるソーシャルレンディング事業者を選ぶ。

まず、1番重要なのがソーシャルレンディング事業者です。仕組み上、投資先の情報が不明確なためソーシャルレンディング事業者の審査・調査力が投資の安全制のチェックが肝となります。

また、リスクでも説明したソーシャルレンディング事業者の倒産も可能性の中にはあるため、業績不振で倒産する可能性もあります。

とは言え、ソーシャルレンディング事業者は未公開会社のケースが多いので財務状況などの確認は困難です。チェックできる点と言えば、ソーシャルレンディング事業者のパートナー企業や出資先、これまでの運用状況などはある程度確認できるため調べておきましょう。

リスクヘッジとして、投資先を1社のソーシャルレンディング事業者で行うのではなく、複数の会社を利用することも投資リスクを下げることができます。

少額投資で複数案件の分散投資

投資できる余剰金が100万円仮にあった際に、1つの案件に100万円投資するとなるとリスクも高くなります。

1案件で返済遅延や返済がされないなどのケースが起きた場合に、100万円全て失ってしまうことになりますが、複数案件に少額で投資をすることで損失額を最少にすることができます。

基本的には、株式投資やFX(外国為替証拠金取引)などの投資と比較した際に、市場の動き・相場の動きに影響を受けないため少額で複数案件に投資をすることでその後は高金利で運用ができるため比較的楽な金融商品です。

その分複数の案件を見比べながら、投資先を決める作業には時間を費やすことができるので、余剰金からの少額で複数案件に投資をしましょう。

一部、中には別案件だが借入企業は同じというケースもあるので見極めも非常に大切です。

融資期間が短い案件を選ぶ。

ソーシャルレンディングをこれから始めるのであれば、融資期間が短い案件をおすすめします。

理由としては、リスクとしてソーシャルレンディングは途中解約ができないという点が挙げられます。

借り手の返済期限が既に決まっており、それに基づいて投資した金額の元本が返済されます。

つまり、投資案件への融資期間が長ければ長いほど、リスクは高くなる可能性があります。融資期間が短ければ、リスクが低いとは言えませんが、投資の基本は余剰金からの投資が鉄則です。

3ヶ月〜6ヶ月の短期間であれば、使いみちがなく銀行に預けている金額を高利回りで運用ができます。

長期であればあるほど、返済期限が先になるためいざ使いたいお金がないなんてことは困ると思いますし、ソーシャルレンディングをこれから始めていくのであれば仕組みを知るという意味でも短期間の案件をおすすめします。

まとめ:リスクを知って、ソーシャルレンディングをしよう。

ソーシャルレンディングは、投資のためリスクが存在します。リスクを知らずに高利回りだからという理由で始めるのは危険です。

仕組みとリスクを知った上で、取り組む投資としては個人的にはおすすめだと思います。

特に、株式投資やFX(外国為替証拠金取引)など相場の動きを見る時間がなくリアルタイムの取引ができない方や投資家の複数運用先の1つとしてソーシャルレンディングを始めるのはありだと思います。

まずは、少額で融資期間が短い案件を始めてみてはいかがでしょうか。

忘れないでおきたいのが生活資金を残した余剰金からの投資を行うことです。







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